2019/02/04 08:06


DIESEL RED TAG BY GLENN MARTENSのルックブックを撮り下ろしたHANS EIJKELBOOMとはどういった人物なのか。







HANS EIJKELBOOM ( ハンス・アイケルブーム )


過去40年以上の間、パリ、ニューヨーク、シャンハイなど世界中の繁華街、ショッピングエリアで数千人もの写真を撮り続ける。

彼の写真は、巷に溢れるようなファッションのみに目を向けたストリートスナップではなく、アイデンティティに着目したアートとしての作品だ。

アイデンティティや社会の中での"自分"の位置付けが彼の永遠のテーマ。

世界中の繁華街、ショッピングエリアにて撮影した一枚一枚のシンプルなスナップ写真は単独では単なるスナップに過ぎないが、連続的に配置されることで脱個性を浮き彫りにする。俯瞰的に"人"を捉える彼の皮肉な作品群は"エイリアンへ向けた作品"とも評価される。


"自分"というものは、文明、文化、流行など周りの環境に影響されない完全に独立した存在ではなく、むしろ、誰しも"自分"は時代やカルチャーの産物としての一面を持つと彼は捉える。


また、アイデンティティと消費社会の関係性にも彼は目を向けた。


個性を引き立たせるため、主張するため、人と違いをつけるために人はオシャレをし、ファッションモールで洋服を買うがその裏で、数万もの他の人が自分と同じ物を買うということは考えもしない。


DIESELというコンシューマーなイメージのついたブランドとの取組の中で、あえて彼をフォトグラファーとしてピックしたグレンの采配には流石の一言だ。
























KAMIMURA